[コラム]Coccoサウンドについて
木曜日, 6月 7th, 2007 | コラム, Koba(G)
# この記事は、Kobaのブログより転記しました。
我々のバンド、freeDrive では、Coccoのコピーをやってます。
なぜCoccoなのか。
ま、簡単に言うと、”音が好きだから”、なんですがね。
そういえば、楽器隊やってる人で”Coccoコピりてぇ!”って人はあまりいませんよね。”Cocco歌いたーい!”って人はたーくさんいますが。
いや、楽器隊がヘタとかつまんないとかではないんです。むしろ逆。ムズいです。
特にベースは、多弦(5弦 or 6弦)使うわ、変拍子だわ、おかずは凝ってるわ・・・と、ベーシストじゃない私が聴いても凄そうです。コピってる本人(うちのベース氏)はもっと実感してると思いますが。
ギターに関していうと、ま、派手な速弾きとか凝ったリフとかは全然なく、むしろオーソドックスなブルース・ロックスタイルなんですが、それゆえの難 しさっていうんでしょうか、タイム感とか音の選び方の微妙なニュアンスを出すのがムズいです。私がメタル上がりだから、よりそう感じるのかもしれません が・・・。
あと、チューニングですね。ノーマル/全弦半音下げ/ドロップDはもちろん、曲のキーによっては、カポを使うのも結構あったりして、ライブの曲順考えるのに毎回苦労してます。
そして、バンドで合わせた時に感じた難しさは、何と言っても「テンポ」でしょうか。
Coccoの曲には、遅い16(ビート)で”うねる様な”ノリの曲が多いんですが、これがまた難しい!
「テンポ上げずにテンション上げる(盛り上げる)」のって相当難しいです。
特にライブだと、(緊張から)ただでさえ普段の1.5倍くらい速くなってしまうので・・・。
要は、Coccoのサウンドは、基本はバンドサウンドではあるんですが、アマチュアがバンドでコピることを前提にしてないというか、”曲ありき、歌ありき”でものすごく”振り幅が広い(=バラエティに富んでる)”のが特徴なのかな、と。
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おかげさまで、我がバンドも3年目を迎え、だいぶ演奏も安定してきました。
ライブで楽曲の良さを堪能していただければ、と思います。はい。