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技術で食える人

先日、フリーSE仲間のたけだソフトさんのブログ に興味をそそる仕事ネタがピックアップされてまして。

NetBeans ”の存在はちょっとは知っておりましたが、「とりあえずeclipseで足りてるからなぁ・・・。似たようなもんだろ。」と、あまり触手は伸びませんでした。

でも、聞いたところによると、いいらしいですね。なんたって、「Java8年 」のたけださんが推すんですから。

ついでに勢いで、たけださんのJavaカテゴリのブログ(上記)を読破してしまいました。

いやー、おもしろかった。彼はどちらかというとJavaを普及させる側にいらっしゃった方なので、我々地方の下請けSEより遥か先を行っていたようです。先駆者ゆえの大変さも伝わってきました。すごい人です。

彼らの努力があって、我々の仕事が成り立っているのだと思いました。

その後、自分も少し調べようと「NetBeans」で検索したら、なんとまたも知人のブログにぶち当たりまして。その方も超デキる方でして、以前、某大規模プロジェクトでご一緒させていただきました。世の中狭い・・・ですねぇ。

お二方のブログを読んでいて、かるーくヘコみました・・・orz。彼らに比べて、私の技術ネタのなんと薄っぺらいこと・・・。いっそのこと子育てネタに専念しようか、と思ったりして(^^;。

「技術で食う」というのは、彼らのような人々のためにある言葉なんでしょうね。

かといって、我々凡人上級SE(そんなくくりあんのか?)が全否定されるわけではなく、彼らスーパーSEの意を汲んで、実際にプロジェクト内に浸透させる、という重要な役割を担ってる(のかな?)・・・と自分に言い聞かせてます。はい。

今日もまたいい刺激になりました。

XOOPSに寝返る

日記が滞っておりまして、ご心配おかけしました。

ここ数日、夜な夜なバンド(freeDrive)サイトのリニューアルをやってまして。

前に日記で、「PukiWikiでリニューアル中」とアナウンスしてました、アレです。

確かにPukiWikiで途中まで作っていたんですが、どうもうまいぐあいにレイアウトができなくて暗礁に乗り上げてしまい、しばらくほったらかしになっちゃいまして。やはりWikiは、Wikiの良さを活かした使い方をすべき、と思いました。

で、次の一手として、当時候補に挙がったもう一つのツール「XOOPS」もちゃんと試してみようと思い、情報収集に走りました。

手始めにamazonで高評価だった「カスタマイジング・ズープス」なる本を購入。おぉ、親切でなかなか判りやすい。しかし、発行が1年以上前ということもあり、若干情報が古かったため、最新情報をネットで収集。

いやー、これが予想以上に大変でした。オープンソースのコミュニティってみんなこんな感じなんですかね。(日々刻々と変わる)旬な情報にたどり着くのにエライ遠回りしてしまいました。

で、やっと見つけた「日本XOOPSユーザーズグループ 」が、最も目的にあった情報を提供しておりました。

XOOPSは、正直とっつきにくかったんですが、徐々に、膨大な数の「モジュール」を選んでカスタマイズする楽しさにはまりつつあります。

今度こそ、リニューアルしたWEBサイトをお見せできると思います。

テストファースト?JUnitのトラウマ・・・

お仕事ネタです。

タイトルについて軽くご説明します。

テストファーストというのは、文字通り「プログラム組む前にテストコードを書いてしまえ」ということなんですが、設計書を元に「こういう入力があったらこう出力されるべき」という条件をどんどん抽出していって実装漏れやバグを未然に防ぎましょう、という手法です。

で、JUnitというのは、簡単にいうと上記テストのためのJavaプログラム用ツール(テスティングフレームワークとか言うらしい)です。

長々と解説してしまいましたが、私はこのJUnitに苦い思い出がありまして(前にも雑記帳Ver1.0にちょっと書いたことがありますが)、一見、すばらしく理にかなっているかに見える手法ですが、適用するには色々と問題がありまして、私のプロジェクトではかなり悪評が高かったです。

で、当時この手法を先陣斬って旗振って進めてたのが私だったので、なんとなく責任を感じてしまい、それがトラウマになっていました。当時は、何がまずかったのかを考える余裕もありませんでした。ただ、「JUnit=悪」のような印象だけが残りました。

そんなこんなでしばらく記憶の彼方に追いやっていたのですが、今日、偶然「テストファーストの弊害 」なる記事が載ってるサイトを見つけまして、 「あぁ、私だけじゃなかったんだ。」と思うと同時に、何が悪くて何が良かったのかがだいぶ整理できました。

これで少しはトラウマから逃れられそうです。はい。

1時間でわかる2.0

# パパ論に記事「おすすめ名作劇場(2)?ふしぎな島のフローネ 」を追加しました。

今日は、レビューが長引いて昼休みがずれ込んだため、弁当を買いそびれました。

なので、久々の外食・・・って、結局「吉牛」でしたが。

その後、近くのヨドバでIT系の書籍を物色。

なんか、相変わらず「○○2.0」系の本が幅きかせてますねぇ。

でも、中には明らかに便乗したと思われる中身の薄ーい本もチラホラ。

「1時間でわかる※○2.0」とか言われてもねぇ。そんなもんとちゃうんじゃないでしょうか。

最近、オープンソース系にもっとちゃんと足を突っ込もうかと思いつつ、入り口を探してます。

なんとなく敷居が高いような気がするんですよ。

でも、Linuxとか入れてみたいです。

初ミクシィにオロオロ・・・

ついにミクシィにデビューしてしまいました・・・。

今まではヨメさんがやっているのを横目で見てただけだったんですが、とある方のブログを読みたくて、ヨメさんに頭を下げて招待してもらいました(^^;

とある方というのは、「そふとたけだ」さんという、山形で私と同じようにフリーランスSEをやっている方なのですが、私なんか足元にも及ばないくらい高スキルの持ち主でして。

で、彼のプロフィールなどなどを拝見すると、なんとギター弾きだということが判明!そしてミクシィでアルバム評を書いているとのこと。うーん、読みたい!!

というわけでミクシィ入り。

実際、ブログを見ると・・・おぉ!かなり嗜好がカブってる(苦笑)

ヌーノからジェリーフィッシュに行って、しかもクリス・デュアーテなんて名前も出てきたりして。

なーんか同じ属性の持ち主かもしれない。

早速、メッセージを送ってマイミクシィ(マイミクっていうんですか?)に登録してもらいました。

ついでに、その他もろもろの大学時代のサークル仲間にも一報。みんな色んな”こみゅにてー”に入ってたりバリバリやってる感じ・・・。

どうしよう。自分も何か入ったほうがいいんだろうか。とりあえずストラトか?速弾きか?と右往左往。もうオノボリさん状態です。

その後、「プレ王 」に公開した音源のアクセス数をチェック。

お、結構聴いてもらってるみたい。やっぱ「流星群」がダントツ。名曲だしね。

個人的には「焼け野が原」とかオススメなんですが。

あ、「樹海の糸」は誰か「VeryGood」に投票していった人がいる!うれしいです。

何か一気に更新するサイトが増えてしまいました・・・。回るかなぁ。

初コラボの予感・・・

うちの嫁さんのツテで、とある方がWEB系SEを探しているという話を聞きまして。

とある方というのは、フリーのライター等などを生業とされている方でして、私の名刺をデザインというかプロデュース(?)していただいた方でもあります。

んで、来週、顔合わせすることになりました。うちの組合を通じて知り合った、WEB系の個人事業主の方々も一緒に。

みんな私なんかより実績のあるひとたちなんで、一緒に勉強させてもらえればありがたいな、と。

(私もSEは十ウン年やってますが、WEBデザインとかは全然畑違いの業界なので、素人同然です。)

このフットワークの軽さが、個人の醍醐味なのかなーとワクワクしてます。

会社だったら、「デザインなんて、御客さんの好みでブレるから採算に合わん!」なーんてソッコー却下されそう。

良い出会いでありますように。

PukiWikiでリニューアル(予)

#パパ論に記事「読み聞かせってどうなの?」 [1]を追加しました。
先月、今月と、仕事が暇・・・いや、余裕があったので、WEBサイトについて色々しらべました。
やはり、WEBサイトは”鮮度”が命。
どんなにきれいでも、放置されてたら誰も見に来ません。
でも、コンテンツが増えるほど更新が面倒だし、最近は”XHTML(W3C準拠?)”とか、RSSとか、ただHTML書けばいい時代は終わった感じ。なので、もっと楽に更新できて、RSSとかも生成してくれる方法は無いか探したら、いくつか候補が。
まずは、phpでスクリプト組んじゃう方法。確かに軽くていいんだけど、一から作るのはちょっと面倒。
で、もっと楽なのは・・・と見つけたのが、xoops [2]とPukiWiki [3]。どちらもphp上で動くオープンソースのCMS。おぉ、あるじゃないですか!
でもxoopsは、多機能だしDBも使うので、単なる発信型のサイト(Web1.0的ほーむぺーじ?)を作るにはオーバースペックかも。コミュニティサイト向けらしいです。
PukiWikiも、そもそも”Wiki”なので、みんなで情報を持ち寄るのに向いているんですが、仕組みを応用すれば、目指す”更新が簡単なサイト”が作れそう!
・・・と思ってオフィシャルサイトを見てたら、PukiWikiから派生したSiteDev [4]なる亜種(失礼)があることが判明。これなら私がやろうとしていたことが実現できそう。しかも、更に派生したSiteDev+AT [5]というのもあったりして、どちらかというと、後者の方が使いやすいかもしれません。
で、入れて使ってみたんですが、なかなかいい感じなんですが微妙・・・。
結局、とりあえず元ネタのPukiWikiベースで作ってみることにしました。
ホントは、できてから「PukiWikiでリニューアルしましたぁ」とここで報告したかったんですが、何分、子供が寝てからしか時間が取れないので、思うように捗りません・・・。なので、ひとまず中間報告でした。

[1] http://www.digidrive.jp/papa_005.html
[2] http://jp.xoops.org/
[3] http://pukiwiki.sourceforge.jp/
[4] http://fol.axisz.jp/php/sd/
[5] http://www.a-kojima.net/set/

WEB2.0ってお客さんから金取らないこと?

IT業界だけなのかもしれませんが、流行ってますね。このことば、”WEB2.0”。

色々解説記事を読むんですが「これ」といったつかみ所がない感じです。

単にGoogleのAPI使って地図出せば2.0なんでしょうか、Ajaxでフラッシュみたいな動きのあるページ作ればいいんでしょうか・・・。ユーザ参加型サイトじゃないとだめなんでしょうか。マッシュアップってなんですか?

じゃ、今までのウェブサイトは全部1.0?

で、1.0じゃだめなの?

・・・んで、それを踏まえて私なりになんとなく見えてきた2.0は

「サービス(ツール類)でエンドユーザから直接お金を取らない商売」

そう、webに限らず、最近、無料ソフトウェアの数がもんのすごいです。しかもクオリティが高い!

前回日記に書いた、作曲ツールも全部只。ローハーなんです。驚きです。

GoogleもAmazonもAPIは無料ですし、オープンソースといわれるソフト群もただ(ま、オープンソースの場合はライセンスの扱いが微妙ではありますが)。

とにかく「ソフトは使ってもらってなんぼ。只で開放するからどんどん使って。それでいいアイディアあったら教えてね。」ってノリなんですかね。うーん、太っ腹。

じゃそのソフトを作ったりサービスを提供している会社(Googleとか)の収入源はというと、広告から取ってるのが主流みたいですね。今は。

分かりやすくいうと、テレビとかラジオ番組に近いイメージでしょうか。視聴者から直接お金とってないっつう点で。

ということで、WEBはいま大きな過渡期に入っているようです。

うまく乗っかればすごいビジネスチャンスかもしれないですし、逆に流行りに振り回されすぎると、大失敗するかもしれません。ほんっと、1年前の常識(情報)が古くて使えないくらい急変してますから。

要は、手段は只でたくさん用意されているので、それを使って何を発信するか、何を売るかという、より本質が問われることになるのかなあと思います。