IT技術者はプロ契約にすべし

いや、あの、仰々しいタイトルで恐縮です。

最近、ふと気づいたことがありまして。

私は、昨年、会社員から個人事業主になったのですが、この1年半、無事に切れ目無く仕事にありつけてます。

会社員ならそれは当たり前で、逆に「あー、次はどこ飛ばされんだろ。火事場はやだな。」などと、後ろ向きな気持ちになりがちです。私もそうでした。今考えると、贅沢な話です。仕事を選り好みするなんて十年早いっつうの!

ところが、個人となると、基本的には契約期間満了で「はい、ごくろうさん。」てなことになります。契約延長を獲得できるか否かは、本人の”成果”次第です。(あえて、”努力”ではなく、”成果”としました。ビジネスの世界はそれなりに厳しいのです。努力しても空回りではダメなんです。)

でも、これがなかなかどうして、良いモチベーションになってます。”後が無い”という緊張感がいいんですね。契約関係の手続きを組合に委ねてるせいもあるかもしれません。仕事に専念できますから。

で、これって、プロスポーツの世界に近いんじゃないかと。

たとえば、サッカー選手。

特に海外移籍する際は、みな代理人を立てて、契約交渉してますよね。移籍金がナンボ、年俸がいくらだとか。そして、成果がでなければクビ・・・と。

私の場合も同じで、単金などは組合の方に交渉してもらってます。自分じゃ言いにくいことも、頑張っていただいてます。(おかげで徐々にですが単金がUPしてます。)

よくわからない会社の人事考課で査定されるよりよっぽどスッキリしていいです。私の場合は。

ちなみに、こんな働き方はアメリカあたりでは「インディペンデント・コントラクター」って言って、かなりメジャーらしいです。日本でももっと知名度が上がるといいんですけど。
でもこれって、今仕事があるから言えることなのかもしれません。干されてたらこんな強気なことは書けないですね。はい・・・。

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