IT業界だけなのかもしれませんが、流行ってますね。このことば、”WEB2.0”。
色々解説記事を読むんですが「これ」といったつかみ所がない感じです。
単にGoogleのAPI使って地図出せば2.0なんでしょうか、Ajaxでフラッシュみたいな動きのあるページ作ればいいんでしょうか・・・。ユーザ参加型サイトじゃないとだめなんでしょうか。マッシュアップってなんですか?
じゃ、今までのウェブサイトは全部1.0?
で、1.0じゃだめなの?
・・・んで、それを踏まえて私なりになんとなく見えてきた2.0は
「サービス(ツール類)でエンドユーザから直接お金を取らない商売」
そう、webに限らず、最近、無料ソフトウェアの数がもんのすごいです。しかもクオリティが高い!
前回日記に書いた、作曲ツールも全部只。ローハーなんです。驚きです。
GoogleもAmazonもAPIは無料ですし、オープンソースといわれるソフト群もただ(ま、オープンソースの場合はライセンスの扱いが微妙ではありますが)。
とにかく「ソフトは使ってもらってなんぼ。只で開放するからどんどん使って。それでいいアイディアあったら教えてね。」ってノリなんですかね。うーん、太っ腹。
じゃそのソフトを作ったりサービスを提供している会社(Googleとか)の収入源はというと、広告から取ってるのが主流みたいですね。今は。
分かりやすくいうと、テレビとかラジオ番組に近いイメージでしょうか。視聴者から直接お金とってないっつう点で。
ということで、WEBはいま大きな過渡期に入っているようです。
うまく乗っかればすごいビジネスチャンスかもしれないですし、逆に流行りに振り回されすぎると、大失敗するかもしれません。ほんっと、1年前の常識(情報)が古くて使えないくらい急変してますから。
要は、手段は只でたくさん用意されているので、それを使って何を発信するか、何を売るかという、より本質が問われることになるのかなあと思います。