琴線に触れるメロディ

ワタシはかれこれ10年以上バンド活動してますが、オリジナル楽曲で勝負したことは・・・ほとんどないです。

何度か作って、ライブで披露したりした楽曲もあるにはあるんですが、全部数えても10曲に満たないです。っつうことは、1年に1曲以下?・・・情けない。

ちょっと言い訳させていただくと、ワタシはどっちかというとクリエイターよりプレイヤー寄りの人間なもんで、”人の曲でも良いものは良い!バンドはライブやってナンボ!”ってスタンスなのであります。苦しい言い訳ですが、ご理解ください・・・。

そんなワタシでも、いつか作ってみたい”究極のメロディ”のイメージがあります。

ま、タイトルにも書きましたが、”人(特に日本人?)の琴線に触れる”ようなメロディです。

具体例を挙げましょう。

ワタシが影響を受けた年代なので、若干古めなのはご了承いただくとして、

  1. ロビンソン - Spitz
  2. 光について - GrapeVine
  3. イノセント・ワールド - Mr.Children

あたりですかね。うーん、みんな10年くらい前の曲ですね。GrapeVineは知らない人もいるかもしれませんが、いいバンドです。ここのギターの西川さんは、去年Coccoのツアーにサイドギターで参加してました。

最近の曲だと・・・あ、レミオロメンの「粉雪」は近いかも。

で、これらには共通点があると思うんです。

  • 淡々と始まる、でも覚えやすいAメロ
  • メジャーキーなのにちょっと切ないBメロ
  • サビ前の一瞬の転調(←ココがミソ!!)
  • マイナーキーなのに盛り上がるサビ

どうでしょう。伝わりますかね?

決して、バラードではないんです。明るいけどちょっと切ない、そしてサビ前にグッと来る・・・そんな感じです。

日本人は、結構同じツボの人が多いんじゃないかと勝手に思ってます。というのも、上記楽曲をみて分かるとおり、どの曲も彼らが”ブレイクする”きっかけになった曲なんです。

もちろん、彼らは上記楽曲でブレイク後も、すばらしい作品を出しているのは周知の事実ですが、ワタシの中では、これらを超える曲は無い、とまで断言してしまいます。

至極のメロディ・・・永遠の命題です。はい。

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