ここのブログは、よく”DoJa”という検索キーワードでヒットすることが多いようですが、大して役に立つ記事は書いてませんでした。すんません・・・。
なので、もう少し有用なネタも残しておこうと思います。
註) 開発時点(2007/01)のバージョン(DoJa4.1、jdk1.4.2)をベースに話を進めます。
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iアプリのビルドは、jarアーカイブの前に”事前検証(preverify)”という一手間が加わります。
また、一緒にjamファイルも生成(更新)しないといけません。
なので、普通はDoCoMo提供のiappliToolの画面から「ビルド」ボタンをポチっと押してビルドします。
でも、eclipse等のIDEでコーディングしてると、いちいち別ツールを立ち上げてビルドするのは結構な手間です。
というわけで、antで自動実行できるようにしました。
参考にしたのは、以下の記事です。
私の場合は、7zipやproguardといったサイズダウン用のツールは使用しませんでした。
使わずともjarサイズが上限(30KB)に収まったことと、ツールの検証が間に合わなかったため、です。
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よって、上記サイトを参考にbuild.xmlに書いたタスクは、以下のようになりました。
(○のついたもののみ)
但し厳密には、#3と#4の間にリソースファイル(resフォルダ配下)のコピータスクも追加しました。
× 1.テスト用クラス、テスト用コードの除去
○ 2.コンパイル
○ 3.ベリファイ
○ 4.一旦jar作成(proguardの入力がjarなので) ←(※1)。
× 5.proguardによる圧縮(jar→jar)
× 6.ベリファイするために一旦解凍
× 7.もう一回ベリファイ
× 8.7zipでjar作成
○ 9.jam作成
※1)Antのjarタスクだと、MANIFEST.MFが勝手に作られてしまい、微妙にjarサイズがデカくなるので、execタスクにして、外部コマンドのjarを”-cfM”オプション付きで実行し、MANIFEST.MFを作らないようにしました。
以上です。