ビリー・シーン語録

先日のクリニックのレポート書きますね。

ちょっと日にち経ってしまったので、記憶違いのところがあるかもしれませんが。

  1. 仙台について
    • とても良い思い出がある。
      それは、Mr.BIGを呼ぶために署名活動が行われたから。
      四万を超える署名があつまった。会場には二千人しか入れないのに。
      感激した。
  2. ベースの基本-ギタリスト向け
    • しっかり強く弦をはじくこと。
    • リズムをドラムと合わせること。
      特に、キックとのタイミングは絶対
  3. 速弾き
    • どんなに速く派手に弾いても、リズムを無視したら全く意味が無い
      ベースとはそういうもの。
  4. 楽器初心者(とくに子供)へ
    • 楽しむことからはじめる。
      親は、しっかりした理論教育から入らせようとするが、それは逆効果。
      現に、子供が自分で選んできた好きな曲を、目の前で(コピって)弾いてみせると、目を輝かせて興味をもってくれる。
    • 昔は、良い音楽が街にあふれていた。
      今も、インターネットを通じて、いい音楽に出会うことができる。
      色んな音楽に触れることが大切。
  5. セッションで心がけること
    • ドラマーをよく観察する。獲物を狙う鷹のように(!)凝視する。
  6. 理論とか
    • 私はスコアが読めない。
      曲は全部耳で覚える(耳コピ)。たとえスティーヴ・ヴァイが作った難曲であっても。
    • スケールは音楽ではない
  7. ライブ(ステージ)で心がけること
    • アタマを空っぽにする。
      そして、オーディエンスとのコミュニケーションを楽しむ
      考えながら弾いてたら、それができないでしょ?
  8. ミュージシャンを目指す皆さんに
    • チャレンジ精神を忘れずに。
      わたしも最近、バッハの曲(バイオリン・パート?)をコピーしている。もちろん耳で。
      とても難しいが、新たな発見があるし、やりがいがある。
      ちょっと弾いてみるが、間違ったらごめんなさい。(実際、ミスる。はじめてみた。)
      向上心、重要
    • だれにでもチャンスはある。
      Lean Into It(Mr.BIGの2nd)は、レコード会社から酷評された。
      「絶対売れない」と。
      でも現実はそうじゃなかった(大ヒット)。
      それに、昔、イギリスのとある若者3人組が、短髪でレゲエをやった。
      彼らもレコード会社の予想に反してビッグネームとなった。
      ・・・そう、ポリスだ。
      あきらめずに信じる道を

■感想■

改めて、”ビリー リスペクト!!”って感じですね。

(目の前で観たデモ演も圧巻でした。)

とくに仙台の署名活動の件は、正直私も忘れてました。

「あー、そういえばオレも署名したよ!」と。

二十年ちかく前のことですからね。

覚えていてくれたのが非常にうれしかったです。

# 会場の反応は、「へぇ!そんなこともあったの。(知らなかった)」って感じでした。うーん、ジェネレーション・ギャップ・・・。

まぁ、こうして文章にしちゃうと、よくある精神論にも見えます。

が、彼の言葉だと思うと、重みがケタ違いです。

通訳のおねえさんもがんばってました。的確な意訳がグッジョブです。

ただ、ALEMBICは、カタカナにすると”オリンピック”じゃなくて”アレンビック”だと思いますが・・・すんません、重箱のスミで。

・・・それにしても、今回って新しいベースのプロモーションじゃなかったっけ?

最初から最後まで、(傷だらけで年季の入った)旧Attitudeばっかり弾いてて、新しいのには一回も触れなかったんですがw。

それもまた、シビレましたw。

(あ、新譜の宣伝はしてましたね。)


↓旧ビリー・シーン モデルw(正直、こっちのほうがカッコイイ)

YAMAHA / Attitude-Limited II =Billy Sheehan Signature

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