プログラマも適材適所

今の職場で雇われ大将(リーダー)をやって、はや3年・・・。

今回ほど難航したことはありませんでした。いろんな意味で。

うちのプロジェクトは、どちらかといえば、いわゆるレガシー案件に分類される、ガッチガチのシステム開発です。

なので、スループット性能(言葉変?)や、他システムとのインタフェース設計に細心の注意を払う必要があります。

正直、美しいクラス設計や、サクサクコーディングなんてのは、二の次。

多少不恰好でも、明確にお客様に理解していただけるシンプルなつくりの方を優先します。

巷の案件に比べて、実装(プログラミング)の自由度は極端に少ない(低い)のではないか、と思われます。

・・・とまぁ、こんな感じのプロジェクトに長く携わっているもんですから、新規参入者の方々との思考のギャップに悩むことが多々ありますw。

このガチガチ度合いをいかにわかってもらうか、が短納期のプロジェクトを乗り切るカギになります。

それと、もうひとつ大事なことが、適材適所に人員配置する、ということ。

あくまでワタシの持論ですが、プログラマには、大きく分けて、切り込み隊長型と几帳面型の2つのタイプがいる、と考えます。

ピッチャーに例えると、先発型と抑え(守護神)型、みたいな感じでしょうか。

先発型の人は、プロトタイプを作ったり、調査・実験を得意とする反面、きっちり仕様どおりにバグをつぶして仕上げるのがやや不得手な傾向があるかと。(ワタシもどちらかというと、このタイプだったりして・・・。)

んで、守護神型の人はその逆で、広い視野で、仕様のキワまできっちりテストして仕上げるのが得意なのに、ゼロから何かを作り上げる突破力が弱かったりします。

これは、もう個性というか、もって生まれた才能のようなものなんじゃないかな、と。

ということは、この才能をうまく活かした人員配置をすれば、良い方向に回りだすのではないか、と思いまして、先日、思い切って配置転換してみました。

当事者の方々には、上記と丸っきり同じ説明をして、とりあえず納得してもらいました。

吉と出るか凶と出るかは、まだわかりません・・・。

良い方向に転がることを期待しますが・・・。

ヤバかったらまたテコ入れ考えます。

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