先日告知したfreeDriveのライブ、ご来場いただきましてありがとうございました。
半年振りのライブ、しかも勝手が分からない新しいハコ・・・ということで、またしても「魔物の洗礼」を受けたのでしたw。
この反省を次に・・・いや、人生にも活かしたいので、あえて恥をさらしておきます。
過去に、「ステージ勘がやっと戻ってきた」的なエントリを書いたことがあるんですが、まぁその逆というか、freeDriveの初ライブの苦い記憶を思い出しちゃいました。
何かというと、初ライブ当時は、「(学生時代に)速弾きをバリバリやってた自分」と「数年のブランクで指が思うように動かない現実の自分」とのギャップにヤラれたんですが、今回は、「YouTubeで華麗にソロをキメる自分」と「ステージ上でシドロモドロになっている現実の自分」とのギャップを思い知らされましたw。
つまり、YouTubeに公開している動画が、思った以上に高評価(一番人気のあずにゃんソロは8万アクセス突破!)をいただいていることから、少しテングになっていたというか、勘違いしていたところがあったんだと思います。
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まぁ、冷静に考えれば、あのYouTubeの動画にたどり着くまでいったい何十テイク録ったことか・・・と(つまり自分のベストパフォーマンス)。それと、ライブ演奏の一発勝負を比べちゃイカンでしょ、ということです。
でも怖いもので、自分で自分の演奏動画を何回も観てると、そのレベル(で弾けるの)が当たり前、のような自己暗示にかかってしまうんですね。それが勘違いにつながる、と。良い面の効果もあると思うんですが、まさに諸刃の剣というか・・・。
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もちろん、ただ単に舞い上がってたワケではなく、できるだけライブで「理想の自分」を見せるために、いつも以上に準備を進めてきたんです。少しは上記の”怖さ”を自覚する自分がいた、ということですかね。
たとえば、指先の硬さのピークをライブ当日に持っていくために、指を酷使するトレーニングは3日前までで止めてみたり、普段はやらない(?)指のストレッチを毎日やったり、と特にコンディション面のケアに気をつけました。若い頃と違って、日常的にギターを弾けるわけではないですし、体力の回復も遅くなってきましたしね。そこはアスリートと一緒だと思います。
なので、本番直前までは、「今日はイケる!」という確信めいたものがあったんです。やることはやった、という安心感から。でも、現実は・・・予想外のトラブルが連発しましてw。
キッカケはおそらくひとつだったと思うんですが、動揺から、色んなものを誘発してしまったんだと思います。言い訳になるんで詳しくは書きませんが、気持ちで負けた、って感じですorz。症状としては、「試合勘が戻らない」ってヤツに似てます。
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というわけで、まだまだ精進が足らんな、と反省すると同時に、世の中そんなに甘くない、と痛感させられました。出直してきますw。
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ちなみに、タイトルの元ネタは、今をときめく(?)サッカー日本代表の本田選手の過去記事で印象に残ってたフレーズから。
誰にでもスランプはある、と。
それを糧とできるかどうか。