印象に残った記事を紹介。
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何かもう、言ってることが極端すぎて。
実は、前に彼の著書「SEの処世術 」を読んだことあるんですよ。そのときも極端な思考が「?」ではありましたが。(amazonのレビューでみんなが書いてる印象は大筋合ってると思います。)
あえて刺激的なこと書いて、釣ってるのか、と。(ウラタロスじゃあるまいし。)
でも、
「部下任せにするのではなく,仕事は自分の手でやれ」
これはある意味同意。確かに私も、
「何もかも自分でやるのではなく,部下に仕事を任せて育てることが君の仕事だ」
と、会社員時代に言われたような気がしますし。まぁ、会社組織としては間違いなく正論だと思いますが、これを真に受け過ぎると、技術者としては”骨抜き”になってしまう恐れがあります。(以前、リーダー論に書いた、こちらのエントリーが多少参考になるかと。→「威張り癖に注意 」)
会社は、「忠誠を尽くしてくれて、組織が回って」いれば何の文句も無いでしょう。でも、技術者としてのあなたはそれでいいの?と。
刀(=技術)は、磨かねば錆びるんです。私も錆びかけました。が、今は何とか錆びを落とすことができました。
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記事に戻りましょう。以下の考えは、ちょっとやりすぎかと。
「おいしいところは自分のためにとっておく」
「知識やスキルを,簡単に他人に伝授してはいけない。」
うーん・・・、何もそこまでして保身に走らなくとも・・・。
私は、伝授することは構わないと思ってます。100%伝えることは無理ですし。いくらノウハウを教えても、自分で経験しないと(=痛い目にあわないと)身に付かないものってありますから・・・。
大事なのは、「他人にも教えたけど、自分”も”いつでもできる」状態を保つこと、だと思います。(言うのは簡単ですが、実践するのは難しいんですよ、これが・・・。)
ま、私が同意できたのはここまで。
二番目に挙げられている「ホウレンソウが悪」的な考えは、何か違うような・・・。
少なくとも、そんなメンバーと一緒のチームで仕事をするのはご免だなぁ、なんて思ってしまいました。
よほどお客さんから絶大な信頼を得ていない限り、成り立たないと思いますよ。ま、良く解釈すれば、「プロのSEたるもの、それくらいの気合が無くてどうする!」ってことなんですかね。体育会系のノリ、嫌い・・・。